iphoneなどApple社製デバイス向けに提供されているキャッシュレス決済サービス「Apple Pay」を利用する人が増えています。

スマホ一台で様々なシーンで使えるのがApple Payのメリットですが、複数のアカウントを使い分けたいという要望も聞かれます。

Apple Payのアカウントを複数作成して併用することは可能なのでしょうか。

結論から申し上げると、Apple Payのアカウントを複数作成することは可能です。

この記事ではApple Payのアカウントを複数作成する方法を解説していきます。

記事は下に続きます。





Apple Payを複数アカウント作るのは禁止されてはいない

Apple PayはApple IDと紐付けられているのでApple IDを複数用意することでApple Payを複数アカウント作ることができます。

Apple IDはApp StoreやiTunes、iCloudなどApple社の提供するサービス利用に必要なアカウントであり1ユーザーにつき1つのアカウントが基本です。

Appleも1ユーザー1アカウントの利用を推奨していますが複数のApple IDを作成することは禁止されていません

システム上も複数アカウントの使い分けができるので、Apple IDを複数作成することで紐付けられたApple Payのアカウントも複数用意できます。

ポイント
  • 複数のApple IDを作成することは禁止されていません
  • ただしAppleも1ユーザー1アカウントの利用を推奨していません
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    Apple Payを複数アカウント作る方法

    Apple IDはAppleの公式サイトから簡単に作成できます。

    登録時はメールアドレスが必要ですがメールアドレスがない場合は登録時に「無料のiCloudメールを取得」という項目を選択することでメールアドレスを取得できます。

    iphoneなどApple製デバイスは端末の設定画面からApple IDを作成できます。

    アンドロイド端末などApple製以外のデバイスの場合はApple公式サイトにアクセスしApple ID作成ページから登録手続きをしてください。

    iTunes StoreやApp StoreのサインページからもApple IDの新規作成を選べば登録可能です。

    ポイント
    • 登録時はメールアドレスが必要です
    • メールアドレスがない場合は無料のiCloudメールを取得しましょう

      一つ注意が必要なのが登録するクレジットカードです。

      Apple Payでは支払い用のクレジットカード情報を登録する必要がありますが、一枚のクレジットカードで使えるApple Payアカウントは1つのみです。

      すでに登録済みのクレジットカードを別のApple Payアカウントで登録しようとすると登録できませんと表示されます。

      Apple Payを複数アカウントでつか分けたいならアカウントの数だけ登録するクレジットカードを用意する必要があります。

      どの種類のカードを登録する場合でも登録できるのはApple IDに登録した名義と同名義のカードに限られます。

      偽名でApple IDを作成してしまうと本名で作成されたクレジットカードが登録できません。

      Apple Payを複数アカウント作りたいのなら作成するApple IDはすべて支払いようカードと同じ名義で登録してください。

      ポイント
      • 一枚のクレジットカードで使えるApple Payアカウントは1つのみ
      • アカウントの数だけ登録するクレジットカードを用意する必要があります

      ★こちらもチェック:Apple Payに登録できるクレカ一覧!還元率で考えるとどれがお得?

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        クレジットカードの数だけ作成可能

        Apple Payは1アカウントにつき他に登録されていないクレジットカードを支払い方法として登録する必要があります。

        クレジットカードが複数枚あればクレジットカードの数だけApple Payアカウントを作成することができます。

        ■対応クレジットカードはこちら:Apple Payに登録できるクレカ一覧!還元率で考えるとどれがお得?

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        クレカがなくてもデビットカード・プリペイドカードで対応可能

        クレジットカードがなくても複数のApple Payアカウントを作成することは可能です。

        Apple Payに支払い方法として登録できるのはクレジットカード以外にもデビットカード、プリペイドカードが用意されています。

        Apple Pay対応のデビットカードやプリペイドカードを用意すればクレジットカードの所有枚数を超えてApple Payアカウントを複数作成することができます。

        デビットカードやプリペイドカードはクレジットカードに比べると作成難易度が低いという大きなメリットがあります。

        クレジットカードを作るには年齢や所得などさまざまな審査を通過する必要がありますが、デビットカードやプリペイドカードの作成にはクレジットカードのように厳しい審査はありません

        クレジットカードは過剰利用を防止するために短期間に複数の申し込みをすると審査で落とされてしまうシステムがあります。

        Apple Pay複数アカウント作成のために一度に複数社にクレジットカードの発行を申し込むと確実に審査で落とされてしまいさらにそのご数ヶ月間は新規のカード発行が不可能になってしまいます。

        デビットカードやプリペイドカードにはそのような規制はなく一度に複数のカードを申し込むことができるので、Apple Pay複数アカウント作成用に新規申し込みが可能です。

        登録可能なデビットカード

        Apple Payに登録できるデビットカードは

        • みずほ銀行が発行する「みずほJCBデビットカード」
        • みずほ銀行のバーチャルデビッドカード「Mizuho Smart Debit」

        の2種類です。両方ともQUICPayが付与されます。

        登録可能なプリペイドカード

        登録可能なプリペイドカードは

        • 「dカードプリペイド」
        • 「ソフトバンクカード」
        • 「メルペイ」
        • 「VISAプリペ」
        • 「au WALLETプリペイドカード」

        です。

        「au WALLETプリペイドカード」にはQUICPayが付与されその他のプリペイドカードではiDが付与されます。

        ポイント
        • クレジットカードがなくてもデビットカードやプリペイドカードがあれば複数のApple Payアカウントを作成することは可能です
        • 一度に複数社にクレジットカードの発行を申し込むと確実に審査で落とされてしまいます
        • デビットカードやプリペイドカードにはそのような規制はなく一度に複数のカードを申し込むことができます

        Apple Payで複数アカウント作る方法まとめ

        この記事の内容をまとめます。

        • 規約
          • 複数のApple IDを作成することは禁止されていません
          • ただしAppleも1ユーザー1アカウントの利用を推奨していません
        • メールアドレス必須
          • 登録時はメールアドレスが必要です
          • メールアドレスがない場合は無料のiCloudメールを取得しましょう
        • 一枚のクレジットカードで使えるApple Payアカウントは1つのみ
          • アカウントの数だけ登録するクレジットカードを用意する必要あり
          • クレジットカードがなくてもデビットカードやプリペイドカードも利用可能
        • クレカ量産の注意点
          • 一度に複数社にクレジットカードの発行を申し込むと確実に審査で落とされてしまいます
          • デビットカードやプリペイドカードにはそのような規制はなく一度に複数のカードを申し込むことができます