当記事では、クイックペイとクイックペイプラスの違いを分かりやすく説明していきます。
3分で理解できます。
QUICPayの利用上限額
QUICPayには“利用上限額”という注意すべきものがあります。
「クレジットカードを使うんだから利用上限額はあるだろう」
QUICPayを知らない人は、このように思うでしょう。
しかし、QUICPayはクレジットカード自体の上限額とは別にQUICPayを利用して一回の買い物で支払いができる上限額も存在しているのです。
その上限額は税込20,000円に決められています。
QUICPayは一回の買い物で20,000円を越える利用はできないので注意しましょう。
しかも、“税込み”というのがポイント。
2019年10月かはら消費税が10%にアップするので、実質約18,000円分の買い物しかQUICPayではできません。
- QUICPayには“利用上限額”があります
- 利用上限金額は2万円です
- 増税後は1回で実質約18,000円分の買い物しかできません
QUICPayとQUICPay+の違い
QUICPayの他に“QUICPay+“というものがあります。
QUICPayとQUICPay+の違いは何なのか一口に説明すると「QUICPayをより便利にしたのものがQUICPay+」です。
QUICPayとQUICPay+の違いは以下の4つのポイントです。
- 支払い方法
- 利用形態
- 利用上限額
- 利用可能な店舗
具体的に内容を説明していきます。
1.支払い方法
まずは、支払い方法の種類が違います。
QUICPay | クレジットカードのみ |
---|---|
QUICPay+ | クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
QUICPay+は3つの中から好みの支払い方法を選択できるということです。
2.利用形態
対応カードの種類が増えたことによって、利用形態も違いがあります。
QUICPayでは、クレジットカードそのものをお店の端末にかざしたり、クレジットカードを登録したスマートフォンをお店の端末にかざして支払いをしました。
しかし、QUICPay+は「Apple Pay」「Google Pay」に搭載している機能です。
このため、QUICPay+を利用するにはApple Payは利用しているiPhoneやApple Watchに、Google Payは利用しているAndroid端末にクレジットカード・デビットカード・プリペイドなどを登録してから利用する必要があります。
3.利用上限額
利用上限額にも大きな違いがあります。
QUICPayは一回の買い物で税込み20,000円までしか利用できないという大きな欠点がありました。
しかし、QUICPay+は違います。
QUICPay+は税込み20,000円を越える支払いも可能となっているのです。
ただし、QUICPay+に“利用上限額がないわけではない”ので、勘違いしないように注意しましょう。
QUICPay+の利用上限額は次の二種類。
- カードの利用上限額(限度額)
当然ながら、利用しているデビットカードやプリペイドカードなどの上限額を越える支払いはQUICPay+であっても利用できません。 - 各店舗が独自設定している利用上限額
“QUICPay+加盟店”の各店舗が独自設定している利用上限額を越える支払いはできません(QUICPay+加盟店については後術します)。
QUICPay+を利用する場合は、そのお店でいくらまで支払えるのか事前確認するようにしましょう。
4.利用できるお店の違い
QUICPayとQUICPay+には利用できるお店の違いがあります。
QUICPayとQUICPay+は兄弟関係のようなサービスですが、別のサービスです。
このため、QUICPayでの支払いができてもQUICPay+での支払いができないというようなケースも存在するんです。
各店舗がQUICPayやQUICPay+の支払いに対応するには、「QUICPay加盟店」や「QUICPay+加盟店」になる必要があります。
大は小を兼ねるというような具合に「QUICPay+加盟店」ならばQUICPayでの支払いも可能です。
しかし、店舗が「QUICPay加盟店」でしかない場合は、デビットカードやプリペイドカードを利用してのQUICPay+の利用はできません。
※「QUICPay加盟店」であってもクレジットカードを利用するならばQUICPay+での支払いは可能です。
しかし、QUICPay+を使っていてもQUICPayと同じように利用上限額は税込み20,000円となるので注意してください。
ここで一つ疑問が発生します。
それは、自分が利用する店舗が「QUICPay加盟店」なのか、「QUICPay+加盟店」なのかどうやって見分ければよいかというもの。
実は、見分け方は非常に簡単なんです。
よくお店には、支払い対応しているクレジットカードの種類などをマークで表示していますよね。
それと同じようにマークで表示しているからQUICPay加盟店なのか、QUICPay+加盟店なのか簡単に見分けられます。
QUICPayとQUICPay+はそっくりなマークですが、QUICPay+加盟店の場合はマークの中に大きな“+”マークが書かれていて目立つので見間違う可能性はほぼありません。
QUICPayとQUICPay+の違いは以下の4点です
- 支払い方法
- QUICPayはクレジットカードのみ
- QUICPay+はクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
- 利用形態
QUICPay+はiPhoneやAndroid端末が必要です - 利用上限額
- QUICPayは1回2万円まで
- QUICPay+はカードや各店舗が設定している利用上限額まで利用できます
- 利用可能な店舗
「QUICPay+加盟店」ならばQUICPayでの支払いも可能です。ただし、その場合は利用上限額は税込み2万円です