万が一スマホを落としてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
重要なことは「スマホを探す」ことと「スマホの悪用を予防する」ことです。
PayPayの不正利用を一刻も早く防ぐには何をすべきか?
他のアプリの不正利用も防ぐには何をすべきか?
紛失に気付いた瞬間から、あなたがすべきことをひとつずつ紹介していきます。
スマホを紛失した際のPayPay対処法
スマホを紛失した場合は、PayPay携帯電話紛失・盗難専用窓口に問い合わせをすればアカウントの停止をしてもらえます。
アカウントを停止すれば不正利用は防ぐことができます。
PayPay携帯電話紛失・盗難専用窓口は24時間・365日休まず営業しています。
問い合わせの際は「登録の電話番号」「ユーザーID」の2つを伝えるとスムーズです。
- PayPay携帯電話紛失・盗難専用窓口に連絡する
- 登録している電話番号とユーザーIDを伝えるとスムーズ
- 24時間・365日連絡可能
スポンサーリンク
さらにすべき対処法
PayPayのアカウント停止はできたけど、他にすべきことは??
- 最優先で行うこと
- 停止すべきスマホサービス
- パスワードやIDの変更
- 新しいスマホを準備する場合
- トラブル防止の事前対策
それぞれ分かりやすく解説していきます。
1.最優先ですべきこと
▼問い合わせと遺失届の提出
お店や最寄り駅など、スマホを落とした可能性がある場所に問い合わせをします。
届られていない場合は、警察に遺失届を提出しましょう。
数日後に発見された場合は連絡がもらえます。
▼紛失対策アプリの使用
スマホに紛失対策のアプリを入れている人は、「画面ロック」と「位置検索」を行いましょう。
不正操作を防ぐと共に、現在位置を特定して取り戻すことができます。
アプリによっては、「遠隔でデータ消去や「スマホ画面にメッセージを表示」なども可能です。
▼各キャリアの紛失時サービス
紛失対策アプリを入れていなくても、スマホのキャリアが提供している紛失時サービスがあります。
キャリアごとにサポートの詳細が異なるのはもちろん、事前に紛失時サービスに申し込んでいたかどうかでも実際の対処内容が変わってきます。
- au(Android)
「安心セキュリティパック」に申し込んでいると、専用のウェブサイトから「位置検索」と「画面ロック」が行えます。
申し込みをしていない場合は、24時間対応の電話窓口を利用します。
「位置検索」や「画面ロック」はできませんが、「スマホの利用停止」をさせることができるので、不正利用は防げます。 - ドコモ(Android)
誰でも「画面ロック」「位置検索」「スマホの利用停止」を行うことができます。
専用ウェブサイトと電話窓口で、24時間対応しています。 - ソフトバンク(Android)
「S1ベーシックパック」に加入して「安心遠隔ロック」のアプリをインストールしていれば、会員専用ウェブサイトか電話窓口から「画面ロック」が行えます。
「スマートフォン基本パック」に加入していれば、「位置検索」も行えます。こちらはサービス利用時に新規入会することも可能です。
「スマホの利用停止」は、会員専用のウェブサイトか電話窓口から24時間誰でも行うことができます。 - iPhone
iPhoneは各スマホキャリアではなく、Appleの提供サービスを利用します。
「iPhoneを探す」アプリを有効にしていれば、「警告音を鳴らす」「位置検索」「画面ロック」「メッセージ送信」「データ削除」などが行えます。
アプリが無効になっていた場合でも、パソコンやiOS端末からApple IDのパスワード変更が行えるため、不正利用を予防できます。
2.停止すべきスマホサービス
▼おさいふケータイ機能
特に迅速に停止すべき機能です。
たとえ電源が切れていたとしても利用できてしまうので、サービスごとの対応窓口に連絡しましょう。
- 楽天Edy
専用サイトから、不正チャージを停止させることができます。
サービス自体の利用停止や、紛失時点での残高払い戻しはできません。 - iD
決済に用いているクレジットカード会社に連絡します。
サービス自体の利用停止を行えます。 - nanaco
24時間対応の「nanacoお問い合わせセンター」に連絡すれば、サービス自体の利用停止を行えます。 - モバイルSuica
電話窓口か専用サイトから、サービスの退会手続きが行えます。
再発行手続きも進められるので、定期券や電子マネーの払い戻しを行うことができます。 - QUICK Pay
決済に用いているクレジットカード会社に連絡します。
サービス自体の利用停止を行えます。 - Apple Pay
iPhoneの「紛失モード」を使用します。
サービス自体の利用を停止させ、不正支払いを防げるようになります。
3.パスワードやIDの変更
▼キャリアに関わるアカウント
- Googleアカウント
インターネット環境があれば、パスワードの変更が行えます。
決済サービスにも紐づいているため、優先して変更しましょう。 - Apple ID
パソコンや他iOS端末から、パスワードの変更が行えます。
こちらも決済サービスに直結しているため、優先して変更しましょう。 - LINE
パソコンやタブレットでLINEアプリをインストールすれば、パスワード変更が行えます。
メインの連絡手段として用いている人も多く、自他の重要な個人情報をやり取りしていることもあるため、対応優先度は高めです。 - Facebook
インターネット環境があれば、パスワードの変更が行えます。
自分自身はもちろん、Facebook上で繋がっている相手の現住地や職場、写真などのプライベートな情報が多く詰まっているため迅速に対応しましょう。 - Twitter
インターネット環境があれば、パスワードやIDを変更することができます。
オープン型のSNSとなっているため、第三者による悪意ある利用で、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
4.新しいスマホを準備する場合
残念ながら紛失したスマホが発見できない場合は、新しい端末を準備する必要があります。
キャリアごとに様々な補償サービスがあるため、よりニーズに合ったものを選択するべきでしょう。
- au
「安心ケータイサポートプラス」に登録していると、2日以内に交換機を受け取ることができます。
auショップまで出向かなくても、自宅まで配送してもらえるのがポイントです。
初回料金が5,000円、2回目以降は8,000円となっています。
長期利用ユーザー向けの優待があり、3年間以上契約していると2,000円の割り引きが受けられます。
ただしスマホの紛失であることを証明しなければならないので、警察への遺失届提出は必須です。受理番号を提出することで、サービス利用の資格が得られます。 - ドコモ
「ケータイ補償 お届けサービス」「ケータイ補償サービスfor iPhone&iPad」に登録していると、2日以内に交換機が受け取れます。
こちらもドコモショップまで出向かなくても、自宅配送を行ってくれるサービスです。
Androidの場合は5,000円から8,000円。
iPhoneの場合は7年2回までの限定で、7,500円です。 - ソフトバンク
交換機サービスはありません。
「あんしん保証パック」に登録していると、新しい端末を会員優待価格で購入できます。
対象端末は、紛失した機種と同じものか、ソフトバンク側の指定機種です。
5.トラブル防止の事前対策
▼紛失対策アプリの準備
アプリのインストールはもちろんのこと、各機能が常に使用できるよう、設定を確認しておくべきです。
- Androidデバイスマネージャー
Googleアカウントがあれば、「画面ロック」や「位置検索」「データ消去」をスマートに行うことができます。
位置情報を常に有効にしておきましょう。 - iPhoneを探す
iOS端末から「位置検索」や「画面ロック」「メッセージ表示」などが行えます。
位置情報を常に有効にしておくと共に、iCloudで最新のデータを共有しておけるようにしましょう。有事の際には、重要データを速やかに削除できます。
▼画面ロック設定
パスワードや指紋認証によって、常に画面ロックをかけておくようにしましょう。
パスワードは第三者に分かりにくいものにして、定期的に変更してください。
▼SIMカードロック
SIMカードのパスワードを設定しておけば、スマホ操作をブロックすることができます。
個人情報の漏えいや不正利用の予防にかなり役立ちます。
▼ブラウザやアプリにパスワードを残さない
普段は便利なブラウザ記憶機能ですが、スマホ紛失時には不正利用のもとになってしまいます。
ブラウザや各種アプリに、IDやパスワードを記憶させないようにしましょう。
▼LINEの他端末アクセスを許可
LINEのパスワードを変更するためには、アプリ上で他端末からのアクセスを許可にしておかなければいけません。
紛失時を想定し、事前にアプリの設定を更新しておきましょう。
- 紛失した場合は、端末を探すと同時に、悪用防止を迅速に進めるようにしましょう
- 各種キャリアには様々な補償サービスが用意されていますが、事前申し込みをしないと利用できないものも多いです
- 紛失対策アプリや各種サービスも、前もって設定を有効化しておかないと、いざというときに役に立たない危険性もあります
- 常に紛失の可能性を考え、対策を取っておきましょう
まとめ
スマホを紛失すると様々な処置が必要です。
PayPayに関しては24時間365日サポートを受けられるので非常にシンプルな手続きでアカウントを停止できることが分かりました。
スマホを紛失した時は当記事を参考にしてすぐに対処しましょう。
スピードが不正利用を防止するカギとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。