- LINE Payカードを紛失した
- 盗まれた持ち物の中にLINE Payカードがある
- どうすればいいの?
当記事ではこのような状況に役立つ情報をまとめました。
LINE Payカードを紛失した時にすべきこと
LINE Payカードを紛失した時にすべき2つのことを解説していきます。
- LINE Payカードを利用停止する
- 警察に紛失・盗難届を出す
それぞれの方法を解説していきます。
1.LINE Payカードを利用停止する
LINE Payカードの利用停止の方法を分かりやすく説明していきます。
- LINEアプリを立ち上げ、LINE Payをタップ
- パスワード入力
- カードの利用を停止する
以上がLINE Payカード利用停止の方法です。
紛失したと気付いた直後は焦ってしまいがちですが、落ち着いて行動しましょう。
1.LINEアプリを立ち上げ、LINE Payをタップ
まずは落ちついてスマホでLINEアプリを立ち上げましょう。
LINEアプリが起動したら、「ウォレット」タブ上部の「LINE Pay」と金額が併記された箇所をタップします。
2.パスワードを入力
画面にLINE Payカードの番号が表示されるので、タップして「LINE Pay」のパスワードを入力しましょう。
すると、カードが利用中かどうかなどの情報が表示された画面に入ります。
(※カード番号をタップしたのに画面が遷移しない場合、「LINE Pay」メニューにある「設定」から「LINE Payカード」へ入る方法を試しましょう)
3.カードの利用を停止する
一番上の「カードステータス」という項目の右側に、『利用中』と書かれた緑色の部分が出ます。
この緑色をタップすると、「カードの一時停止をしてもよろしいですか?」とメッセージで確認されます。
ここで「OK」を選択し、カードの利用を停止しましょう。
操作を誤っていなければ正常に一時停止が行われ、「カードステータス」の項目も『利用停止中』に切り替わります。
これで、『利用停止中』の状態になったLINE Payカードでは支払いや決済が行えなくなりました。
2.警察に紛失・盗難届を出す
利用を停止したら、すぐに最寄りの警察に紛失・盗難届を提出しましょう。
もし落とし物などで警察に届けてもらえた場合は手元に戻ります。
見つからない場合も紛失した記録になります。
もしLINE Payカードの利用者補償制度などを利用する場合は紛失・盗難届が必要になるケースもあるので面倒くさがらずに届け出しておきましょう。
利用を再開する方法
もしも利用を一時停止した後にLINE Payカードが発見できたら、先ほど切り換えた「カードステータス」右側部分の『利用停止中』をタップ。
「カードの利用を再開しますか?」と確認のメッセージが出ますので、「OK」を選べば再び『利用中』に戻ります。
カードが見つかる前に利用を開始したい場合
しかし利用を一時停止したカードが発見できるまで、当然そのカードは使えません。
すぐにでも便利なLINE Payカードを使いたい人も多いでしょう。
それには一度カードを解約してから、再度申込みを行うのが一番の近道です。
LINE Payカードの解約も、LINE Payアプリ内から簡単に手続きできます。
まずは先ほどと同じように「ウォレット」タブの「LINE Pay」に金額が併記された部分をタップし、次の画面でカード番号から「LINE Payカード」のメニューまで進みます。
LINE Payカードの詳細が表示されたら、画面を一番下までスクロールし、「カード解約」の項目をタップしましょう。
ここでカード解約の確認画面が出てくるので、『カード解約』を選びます。
すると解約の理由を選ぶ欄になります。
「カードを紛失した」と選択すれば解約は完了です。
最終確認画面でも説明されていますが、一度解約したそのLINE Payカードは二度と利用できなくなります。
なお、「LINE Pay」のチャージ残高とLINEポイントは保持されたままですのでご安心ください。
解約する前の注意点
また、『解約』をタップする前にひとつ注意したいことがあります。
同じ「解約」でも、「LINE Pay」自体の解約と「LINE Payカード」の解約は別ものです。
「LINE Payカード」メニューではなく、「LINE Pay」メニューにある「設定」から入った先で『解約』をしてしまうと、LINE Payそのものを解約してしまいます。
この場合はカードが利用不可になるだけでなく、LINE Payにあるチャージ残高もせっかく貯めたLINEポイントも完全に消滅してしまいます。
今からタップしようとしているのが「LINE Pay」の『解約』ではなく、「LINE Payカード」の『カード解約』かどうか、きちんと文字を確認してからタップしてくださいね。
- すぐに利用停止を設定しましょう
- カードが見つかった場合は利用中に戻しましょう
- カードが見つからないけど利用を開始したい場合は一度解約をして再度申し込みをしましょう
- LINE Payの解約とLINE Payカードの解約は別物です
- LINE Payを解約すると残高もポイントも消滅するので気を付けましょう
再発行の方法
正確にはカードの「再発行」ではなく「再申込」をします。
当然ですがカードの番号も変更になるので、ご注意ください。
方法はLINE Payカードをはじめて申し込みしたときと同じで、LINE Payアプリ内から申請します。
申し込んだ後に早ければ1週間、遅くても2週間ほどで新しいLINE Payカードが普通郵便で届きます。
手元に新しいカードが到着したら、またLINEのアプリを立ち上げましょう。
そして「LINE Pay」のメニューから「設定」を選び、「LINE Payカード」に入って「LINE Payカードの利用開始手続き」をタップします。
これでカード番号とカードの裏にあるセキュリティコードを入力することで、LINE Payの登録情報とLINE Payカードが紐づけされて、カードが使えるようになります。
もしも、オンラインショッピングなどの決済方法でLINE Payカードを登録している場合は該当するお店の利用アカウントでカード情報も変更しておく必要があります。
いざ決済するときにエラーになってしまわないよう、新しいカードが届いたら忘れず行ってくださいね。
なお、カードの再申込を行った後に紛失したカードが出てきたとしても、見つかったカードで利用を再開することはできません。
LINEアカウント1つに紐づけできるLINE Payカードは1枚のみです。
見つかったカードは、切り刻んで処分しておきましょう。
また、一定期間内に何度もカードの解約と申し込み(発行)を繰り返した場合、運営の判断の下に発行を制限される場合があります。
ちなみに、カードが破損して使えなくなった時や、カードのデザインを変更したい時も同じ方法でLINE Payカードを新しくできます。
発行手数料もかかりませんので、安心して申し込みましょう。
- 再発行でなく再申込です
- 再申込をするとカードの番号も変わります
- 申込方法はLINE Payアプリ内から行います
- 新しいカードは申込から1週間~2週間ほどで届きます
- 新しいカードが届いたらLINE Payのメニューから利用開始手続きを行いましょう
- これまでのLINE Payカード番号で登録しているオンラインショッピングなどの変更も忘れずに行いましょう
- 見つかったカードを利用開始することはできません
- 発行手数料はかかりません
全額不正利用される可能性があるの?
審査もなくそこそこ簡単に作れる、便利なLINE Payカード。
チャージ式のプリペイドカードなので、悪く言えばLINE Payの残高があればある分だけ不正に利用されてしまう可能性があります。
良く言うなら、「LINE Pay」にチャージされている金額までしか不正利用できないとも言えます。
すでにチャージ済みだった分は、全額不正利用されてしまう可能性も覚悟しておきましょう。
- LINE Payは全額不正利用される可能性があります
- よく言えばチャージされている金額までしか不正利用されません
不正利用されないためにできること
近年、情報を盗む手口も巧妙になってきています。
「情報化社会なので自衛が大事」とニュースでも口を酸っぱくして言っていますが、個人で自衛するのにも限界があるでしょう。
しかし、対策しておくことで被害を最小限にできる可能性があります。
- LINEとLINEPayのパスワードを分ける
- オートチャージを設定しない
- カードを紛失したらすぐに利用を停止する
それぞれを解説していきます。
1.LINEとLINEPayのパスワードを分ける
不正利用防止のためにしておきたいこととして挙げられるのは、「LINE」と「LINE Pay」のパスワードを分けることです。
送金するにしても決済をするにしても、パスワード入力が必ず必要なシステムになっています。
「LINE Pay」そのものに不正アクセスされなければ、被害金額が大きくなる恐れは避けられます。
2.オートチャージを設定しない
そもそもLINE Payの「オートチャージ」を設定しないという選択肢も、大いに効果があります。
「オートチャージ」を設定しておくと、チャージ残高が一定額を下回り次第に銀行口座から自動でチャージしてくれるため、たいへん便利です。
しかし「オートチャージ」設定がされているということは、銀行口座からお金が無くなるまで使われてしまう可能性も出てきます。
利便性か安全面か。
天秤にかけた時にどちらを選ぶかは各々の判断に委ねられますが、不正利用を防ぐためには設定しないことをおすすめします。
3.カードを紛失したらすぐに利用を停止する
そして何よりも、LINE Payカードを紛失したと気付いたら「後からカードが見つかるかもしれないし…」と迷わないで、すぐに利用を停止しましょう。
こうすることで、誰かがLINE Payカードを拾ったとしても被害を最小限に抑えられます。
ちなみに、LINE Payは不正利用対策として『利用者補償制度』を設けています。
制度があるとはいえ補償額も原則10万円までで、運営側の判断次第で補償の対象外となるケースもあります。
何も補償が無いよりは良いですが、補償を受けられる条件も決まっていますので安心のし過ぎは禁物です。
もし制度を利用したいと考えた時も「今回が補償の対象かそうでないか」を自分で判断せず、早めに連絡しましょう。
- LINEとLINE Payのパスワードを分ける
LINE Payに不正アクセスされなければ被害金額は大きくならない可能性があります - オートチャージを設定しない
オートチャージが設定されていると銀行口座からお金がなくなる可能性があります - カードを紛失したらすぐに利用を停止する
紛失の可能性があるならすぐに利用を停止しましょう
- LINE Payは不正利用対策として利用者補償制度があります
- 補償をあまりあてにせずに対策しましょう
まとめ
当記事の内容をまとめます。
- LINEPayカードを紛失した場合にすべきこと
- すぐに利用停止を設定しましょう
- カードが見つかった場合は利用中に戻しましょう
- カードが見つからないけど利用を開始したい場合は一度解約をして再度申し込みをしましょう
- LINE Payの解約とLINE Payカードの解約は別物です
- LINE Payを解約すると残高もポイントも消滅するので気を付けましょう
- 再発行の方法
- 再発行でなく再申込です
- 再申込をするとカードの番号も変わります
- 申込方法はLINE Payアプリ内から行います
- 新しいカードは申込から1週間~2週間ほどで届きます
- 新しいカードが届いたらLINE Payのメニューから利用開始手続きを行いましょう
- これまでのLINE Payカード番号で登録しているオンラインショッピングなどの変更も忘れずに行いましょう
- 見つかったカードを利用開始することはできません
- 発行手数料はかかりません
- LINE Payは全額不正利用される可能性があります
- よく言えばチャージされている金額までしか不正利用されません
- 不正利用対策
-
- LINEとLINE Payのパスワードを分ける
LINE Payに不正アクセスされなければ被害金額は大きくならない可能性があります - オートチャージを設定しない
オートチャージが設定されていると銀行口座からお金がなくなる可能性があります - カードを紛失したらすぐに利用を停止する
紛失の可能性があるならすぐに利用を停止しましょう
- LINE Payは不正利用対策として利用者補償制度があります
- 補償をあまりあてにせずに対策しましょう
- LINEとLINE Payのパスワードを分ける
-
日ごろから万が一のケースを考えておけば最小限の被害にできますね。
紛失した場合も、慌てずにすぐに利用を停止して対策をしましょう。