当記事ではQUICPayの特徴や申込みの流れについて解説していきます。

記事は下に続きます。





QUICPayの特徴

QUICPayは、クレジットカードと連携して後払いの形を取るポストペイタイプの電子マネーです。

プリペイドカードと違い、チャージして入金するシステムではありません。

そのため、クレジットカード同様に後払いのため限度額の設定や信用調査が必要になってきます。

当然、ポストペイタイプは紛失した時にクレジットカード同様に勝手に使われてしまうリスクがありますが、QUICPayに関しては不正利用被害に合っても各クレジットカード会社同様の保障がありサポートが充実しています。

そのようなサポートもあり、QUICPayは加盟店の数が280以上と多くポストペイシステムの中でも2番目に人気があります。

加盟店は、コンビニ、飲食店、タクシー、空港、スーパー、百貨店、本屋など多岐に渡り様々なシチュエーションで使用することができます。

ただしQUICPayの一回の支払い上限額が20000円で設定されているため、一回の高額支払いには対応していないので注意が必要です。

QUICPayは5種類のタイプのものがあります。

QUICPayは5種類のタイプ
  1. QUICPay専用カード
  2. QUICPayモバイル
  3. QUICPay +
  4. QUICPayコイン
  5. おこづかいQUICPay

以下では、5種類の特徴について解説していきます。

①QUICPay専用カード

財布に入るカードタイプです。

利用シーンに応じていつでも手軽に財布から取り出して使用でき人気があります。

また、対応するクレジットカード会社の発行も9社と多いです。

デメリットとしては、財布にカードが増えるのでカードの管理が乱雑だとやや手間に感じるかもしれません。

②QUICPayモバイル

携帯やアンドロイドスマホのお財布携帯機能と連動して使用できます。

カードが不用で、財布がかさばらないので便利です。

また、クレジットカード発行会社の取り扱いが一番多いのが特徴です。

さらに、スマホにかけたセキュリティがQUICPayモバイルにも適用されるため安心です。

デメリットとしては、スマホを紛失した場合に、スマホ会社とQUICPayに連絡しなければならず手間が増えます。

また、スマホの急なバッテリー切れなどQUICPayが使えないシチュエーションも出てくるので、スマホ管理に注意が必要になってきます。

③QUICPay +

iphoneは基本的にお財布携帯機能に対応していません。

しかし、iphoneにはApplepayがあるためそちらでQUICPay +を使用することができます。

また、ApplepayはiphoneのみならずApple Watchのようなウェラブル端末にも対応しているため、そちらでもQUICPay+を使用できます。

QUICPay +の最大の特徴は一回の利用上限額20000円の設定がなく、クレジットカード会社の利用上限額までの支払いに対応しています。

またクレジットカードのみならずプリペイドカードやデビッドカードとも連携が可能で、支払いの利便性がさらに向上しています。

デメリットは上記QUICPayモバイルと同様の注意が必要です。

④QUICPayコイン

500円玉大のコンパクトサイズで、洋服のポケットや小銭入れに入れて持ち運びができて便利です。

使用時は別売りで専用のリストバンドを使用し、ウェラブル端末のように身につけて使用することも可能です。

ただし、対応しているクレジットカード会社はJCBのみです。

デメリットとしては、小さくて無くしやすいので管理には十分注意が必要です。

⑤おこづかいQUICPay

10歳以上から使用できて、上限額を30000円として一回の利用額を1000円単位で設定することができます。

利用状況をメール配信することもできるのでお子様の小遣い管理にも最適です。

おこづかいQUICPayはモバイルタイプなのでお子様の携帯のGPS位置情報確認などの機能と並行して使えるため、紛失にも備えることができます。

現在の取り扱い会社はJCBのみになっています。

その他、クレジットカード一体型やナナコと一体型やセルフガソリンスタンド「エクスプレス」でのみ対応可能なキーホルダータイプやANAなど、各種企業とも提携したQUICPayがあります。

ナナコやANAなど企業と連携した一部QUICPayはクレジット会社のポイントと企業のポイントの二重取りや三重取りできるものもあります。

以上がQUICPayの5種類のタイプです。

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登録・申込みの流れ

このような特徴を持つQUICPayに申し込むには以下のような手順が必要です。

登録・申込みの流れ
  1. クレジットカード会社へ申込む
  2. 発行会社のホームページからQUICPayへ申し込みをする
  3. カードまたはモバイル用のIDとパスワードが送られてきます

詳しく流れを解説していきます。

    1.クレジットカード会社へ申込む

    まず、QUICPay対応のクレジットカード会社へ申し込みをする必要があります。

    そのため、お手元のクレジットカード会社がQUICPayに対応しているかをクレジットカード会社やQUICPayのホームページ上で確認してみてください。

    →QUICPayのホームページで対応しているクレジットカードかどうか確認する

    もし、クレジットカードを持っていない場合はQUICPayホームページより「QUICPayカード発行会社一覧」または「QUICPayモバイル発行会社一覧」から希望のカードを選んで申し込み手続きをします。

    2.発行会社のホームページからQUICPayへ申し込みをする

    発行会社により申し込み方法が異なるため発行会社のホームページを参照する必要があります。

    その際に改めて申し込みフォーム(紙書式または電子書式)から、利用上限額の設定や利用審査がある場合もあります。

    3.カードまたはモバイル用のIDとパスワードが送られてきます

    QUICPayの申し込み完了後、カードまたはモバイル用のIDとパスワードが送られてきます。

    モバイルで利用する場合は、QUICPayのアプリをダウンロードしてマイページより送付されたIDとパスワードでログインして登録を完了し利用開始となります。

    カードタイプは、届き次第すぐに利用開始できます。

    QUICPay+を利用する場合はiphoneのwallet アプリを起動し、手順に沿ってi tunesアカウントにクレジットカードやプリペイドカードを登録します。

    その後は、自動的にQUICPayと登録したカードが紐付けされます。

    セキュリティの設定をした後に、すぐにQUICPay+を使用することができます。

    その他、QUICPayコインやおこづかいQUICPayを使用したい時は、JCBのホームページより別途利用開始の申し込みをすることができます。

    以上がQUICPayの登録・申込の流れです。

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    まとめ

    この記事の内容をまとめます。

    • QUICPayは、クレジットカードと連携して後払いの形を取るポストペイタイプの電子マネーです
    • クレジットカード同様に後払いのため限度額の設定や信用調査が必要になってきます
    • 不正利用被害に合っても各クレジットカード会社同様の保障があります
    • 一回の支払い上限額が20000円に設定されています
    • QUICPayは5種類のタイプのものがあります
    • 登録・申込の流れ
      1. クレジットカード会社へ申込む
      2. 発行会社のホームページからQUICPayへ申し込みをする
      3. カードまたはモバイル用のIDとパスワードが送られてきます

    QUICPayは5種類ものタイプがあり、さらにはクレジットカードのように保障がある点が利用者にとって非常に嬉しいですね。

    クレジットカードも多数対応しているので、自分の好みのクレジットカードを見つけて利用したいですね。