Airペイを導入した際に起こりがちなトラブルには、充電出来ない、決済時にエラーが起きる、iPad・iPhoneとカードリーダーが繋がりにくいなどがあります。
このページではiPad・iPhoneとカードリーダーが繋がらない、繋がりにくいといったトラブルの対処法についてご説明しましょう。
iPad/iPhoneとカードリーダーがつながらない時の解決方法
まずBluetoothのデバイスの解除・Bluetoothの再接続、さらにカードリーダーのリセットを行いましょう。
▼Bluetoothのデバイス解除と再接続の手順
iPad・iPhoneの設定をタッチし、Bluetooth設定を表示します。
「Recruit Card Reader ○○○」(○○○には数字3桁が入ります)が表示されたら、その表示の右端にあるiマークにタッチして下さい。
画面が切り替わり「接続解除」と「このデバイスの登録を解除」と出ますので、「このデバイスの登録を解除」をタッチします。
「Recruit Card Reader ○○○の登録を解除」という確認画面が出るので、OKを選んで下さい。
カードリーダー以外にBluetooth接続している機器があった場合、同じ手順でiマークをタッチし、デバイス解除を行いましょう。
その後接続時と同じ手順でカードリーダーの【Bluetoothのペアリング】を行って下さい。
▼カードリーダーの【Bluetoothのペアリング】手順
iPad・iPhoneのBluetoothがオンになっていることを確認し、カードリーダー本体上部右側の電源ボタンを押し電源を入れて下さい。
Bluetoothボタンのランプがゆっくりと青色に点滅し、ディスプレイのBluetoothマークが点灯したら、Bluetoothボタンを5秒ほど長押ししましょう。
ゆっくりとした青い点滅が高速で点滅し、ディスプレイ左上に表示されているBluetoothマークはゆっくりと点滅します。
iPad・iPhoneのBluetooth設定を表示すると、「その他デバイス」部分に「Recruit Card Reader ○○○」もしくは「AirPAYMENT ○○○」と表示されます。(○○○には数字3桁が入ります)
Airペイアプリ初期設定時やカードリーダーのリセット時には「AirPAYMENT ○○○」と表示される場合があります。
この時○○○に入る数字3桁はカードリーダーのシリアルナンバー後ろ3桁になります。
表示された「Recruit Card Reader ○○○」にタッチすると、カードリーダーのディスプレイに6桁の数字が表示され、iPad・iPhoneにも同じ数字6桁が確認画面で表示されますので、同じ数字か確認して下さい。
なお、数字6桁はランダムな番号です。
同じ数字と確認出来たら、iPad・iPhoneに表示された「Bluetoothペアリングの要求」という確認画面の「ペアリング」にタッチし、カードリーダーのチェックボタンを押して下さい。
iPad・iPhoneの画面上の「自分のデバイス」にある「Recruit Card Reader ○○○」が「接続済み」となりましたら、接続完了となります。
▼カードリーダーのリセット
以上の手順を行っても接続出来ない場合は充電ケーブルをカードリーダーから外し充電が十分にされていることを確認してから、カードリーダーのリセットを試してみましょう。
他のBluetooth機器接続のデバイス解除も行って下さい。
カードリーダーの電源ボタン横に小さな穴のリセットボタンがあるので、細い針状のもので押して下さい。
ディスプレイに「REVIVE MENU」が表示されたら、数字ボタンの「2」を押して「2.System Restore」を選択しましょう。
「Start System Restore Are you sure?」と表示されたら、カードリーダー右下にある緑色のチェックマークボタンを押し「ENT=YES」を選択すると再起動が開始されます。
所要時間は40秒〜1分ほどでBluetoothのランプが点滅しはじめたのが確認できたら、再度ペアリングを試してみて下さい。
- Bluetoothのデバイス解除と再接続を行いましょう
- カードリーダーのリセットを行いましょう
「S_E2004 ログインできません」と表示される場合の解決方法
「エラーコード:S_E2004」と表示された時はログインすることが出来ません。
原因としては、Airペイで利用出来るiPad・iPhoneとして登録されていないためAirペイの利用状況が存在しない、または初期化などの理由でAirペイの利用情報が消えてしまった、といったことが考えられます。
エラー画面が表示されたiPad・iPhoneをAirペイで利用したい場合は、Airペイ公式サイトにある「端末切り替えおよび増設」の項目にある「申請する」ボタンを押して対応してもらうことになります。
- 原因は以下のいずれかです
- Airペイで利用出来るiPad・iPhoneとして登録されていないためAirペイの利用状況が存在しない
- 初期化などの理由でAirペイの利用情報が消えてしまったAirペイ公式サイトにある「端末切り替えおよび増設」の項目にある「申請する」ボタンを押して対応してもらいましょう
iPhone故障の可能性がある場合の解決方法
iPhoneが故障した疑いがあるとき、故障の相談を行うのに一番安心なのはApple直営店であるAppleストアです。
Appleストアに本体を持ち込む時は、事前にGenius Barへ予約を行いましょう。
Genius Barとは、トレーニングを受けた専門家がサポートを行ってくれる窓口のことです。
Apple公式サイトから予約することが出来ます。
ドコモやau、ソフトバンクなどのショップでも対応可能です。
故障状況によって修理可能か、即日対応可能かが変わり、Appleへ故障器を送り修理することになるので、大体一週間程度かかることを覚えておきましょう。
他にも、認定を受けている正規店での修理、非正規店での修理も可能です。
しかし非正規店での修理の場合、保証期間内であってもAppleの製品保証は受けられなくなりますのでご注意下さい。
水没の場合、まず水から引き上げ電源を落として下さい。
電源が入ったままでは、内部に入り込んだ水で回路がショートし、最悪の場合メモリーがクラッシュします。
表面の水分を拭き取り、自然乾燥させると元に戻ることもありますが、内部に入り込んだ水は部品の腐食やショートの原因にもなります。
自己判断せず、修理した方が良いでしょう。
SIMカードを抜き取って水分を拭き取り、保管しておくことも忘れないで下さい。
SIMカードが破損した場合、携帯ショップで再発行出来ますが手数料がかかります。
外観破損した場合、ヒビ割れから埃などが侵入することで故障の原因となることもあります。
水没や外観の破損以外の動作不良は、電源を切りしばらく置いてから再起動することで改善することがあります。
しかし頻繁に起こるようであれば、修理窓口へ相談してみましょう。
修理の際はバックアップを取っておきましょう。
普段からiPhoneのデータのバックアップを保存しておく癖を付けておくと良いですね。
- Apple直営店のAppleストアで相談しましょう
- 本体を持ち込む場合は事前に予約しましょう
- 認定を受けている正規店でも修理は可能です
- 非正規店の場合は保証は受けられません
- 普段からデータのバックアップを保存しておくことをおすすめします
まとめ
AirペイのカードリーダーとiPad・iPhoneが接続出来ない場合は、Bluetoothのデバイス解除とBluetoothの再接続を行います。
iPad・iPhoneの設定から手順に従い、カードリーダーのBluetoothデバイス解除を行って下さい。
また、カードリーダー以外にBluetooth接続している機器があった場合にも同様にデバイス解除を行い、Bluetoothの再接続をして下さい。
それでも接続出来なかった時は、カードリーダーのリセットを行います。
デバイス解除を行ってから、カードリーダーのリセットボタンを押して再起動を行ってから、ペアリングをやり直してみましょう。
「S_E2004 ログインできません」と表示された場合、iPad・iPhone上にAirペイの利用状況が存在しないか、初期化などで利用情報が消えてしまったといった原因が考えられます。
エラー画面が表示されたiPad・iPhoneをAirペイで利用したい場合は公式サイトへ問い合わせすることになります。
iPad・iPhoneの故障の可能性がある場合は、Appleストアや携帯ショップ、認定を受けている正規店や非正規店でも相談や修理を受けてくれるでしょう。
原因のわからない動作不良は再起動を行う事で改善することもありますが、再起動後も続くようであれば修理窓口へ相談してみて下さい。