リクルートが提供する新しい決済サービスとして、クレジットカード決済を導入したいと考える個人事業主や法人などにおすすめなのがエアペイです。
エアペイを利用すれば無料でカードリーダーが手に入る上に安い手数料でクレジットカード決済や電子マネー決済が導入できるので顧客の満足度上昇に大いに役立ちます。
エアペイを利用するためには所定の審査を通過する必要があるのですが、エアペイの審査は厳しいのでしょうか。
申し込みの流れや審査の基準などを解説していきます。
エアペイへの申し込み方法
入力事項、必要書類など申し込みの詳細を説明してください
エアペイは公式サイトから申し込みができます。
サイトに移動後専用の申込みフォームを開いたら
- 現在既にお店を開いているのか
- 個人事業主なのか
- 法人なのか
- どのような業種なのか
以上の基本的な情報を入力し、先に進みます。
エアペイに登録をするためには運転免許証などの本人確認と銀行口座情報の登録が必要になります。
銀行口座は普段取引に利用しているものであれば基本的に問題ありませんが、ゆうちょ銀行の預金口座は利用不可とされている点に気をつける必要があります。
なお法人が申し込みを行う場合には運転免許証ではなく登記簿謄本が必要となります。
加えてペットショップや運転代行業などを営んでいる場合には営業許可証が必要となります。
またお店に関する情報をネットで公開しており、URLがある場合には店舗情報書類の提出は不要ですが、URLがない場合にはお店の外観などを写真で撮影して提出する必要があることも覚えておきましょう。
書類はデジタルカメラやスマホで撮影したものをアップロードするだけでOKなので、予め書類を整えてデジタル化をしておくとスムーズに申し込みができます。
なお申込み時に必要な書類を詳しくまとめると以下のようになります。
- 本人確認書類(個人事業主の場合、運転免許証・パスポート・健康保険証など)
- 登記簿謄本(法人の場合のみ)
- 許可証(業種がバーやキャバレー・ペットショップやペットホテル・まつげエクステやヘアエクステ・医療美容関係・タクシー・運転代行業・古物商・設計事務所やインテリアデザイン業などの場合のみ)
- 店舗情報書類(店舗のURLがない場合、店舗や事務所の入り口や外観の写真・取扱商品などが確認できる店舗内部の写真・店舗の住所や電話番号などが確認できる資料など)
書類が整ったら、画面の案内に従ってAirIDを作成し、書類のアップロード提出を行います。
書類のアップロードが完了すると審査が開始され、書類のアップロードから最短で3日程度で審査は完了します。
審査が完了すると後日カードリーダーが届くので初期設定を済ませてトレーニングを開始し、無事にトレーニングが済むと本番決済開始となります。
なお実際にエアペイを導入し、利用する際の注意点としてはバッテリーの管理が挙げられます。
エアペイは電源を入れてから起動までに1分から2分程度かかるため、こまめに電源のオンオフをするのではなく、常に電源を入れておくことが重要になります。
一方で常に電源を入れた状態にしておくと1日半から2日程度しか充電が持たないため、気がついたらバッテリー切れで利用できなくなった、というトラブルが考えられるのです。
エアペイを導入した後はできるだけこまめに、できれば毎日充電するように心がけましょう。
- エアペイは公式サイトから申し込みができます
- エアペイの申し込みに必要な書類は以下です
- 本人確認書類(個人事業主の場合、運転免許証・パスポート・健康保険証など)
- 登記簿謄本(法人の場合のみ)
- 許可証(業種がバーやキャバレー・ペットショップやペットホテル・まつげエクステやヘアエクステ・医療美容関係・タクシー・運転代行業・古物商・設計事務所やインテリアデザイン業などの場合のみ)
- 店舗情報書類(店舗のURLがない場合、店舗や事務所の入り口や外観の写真・取扱商品などが確認できる店舗内部の写真・店舗の住所や電話番号などが確認できる資料など)
- 審査は書類の提出から最短3日です
- エアペイを導入した際にはバッテリー管理に気を付けましょう
エアペイの審査基準
エアペイはネットから手軽に申し込みができる点に大きな魅力がありますが、ネットの口コミ評判などを確認してみますと、審査に落ちてしまったという声も多数確認できます。
エアペイの審査基準はどのようになっており、審査に落ちてしまう原因はどこにあるのでしょうか。
6つのポイントで見ていきましょう。
- クレジットカードの利用状況
- 事業年数
- 銀行との取引情報
- 業種
- 実店舗
- エアレジの利用実績
それぞれを解説していきます。
1.クレジットカードの利用状況
エアペイでは申し込み者のクレジットカードの利用状況をカード会社に照会しています。
そのためクレジットカードの利用状況が悪かったり、過去に延滞歴がある場合などには審査を通過するのが難しいと考えられます。
また実際に申し込みをした人のカードの申し込み情報を確認してみますとJCBカードは審査に落ちやすくVISAやMasterCardは審査に通過しやすい情報があります。
エアペイに申し込みをする際にはクレジットカードの利用状況に留意しましょう。
2.事業年数
クレジットカードを発行する際や銀行から融資を受ける際に事業年数は重視されますが、エアペイもクレジットカードや銀行の融資と同じ金融系列のサービスであるため、事業年数も審査では重視されていると考えられます。
事業年数が一定年数以上ある場合には審査に悪影響が生じることはありませんが、事業年数が一年未満など極端に短い場合には審査通過は非常に厳しいと捉えられます。
3.銀行との取引情報
エアペイの申し込みの際には銀行の口座情報を送信する必要がありますが、送信された銀行口座情報を元に申し込み者と銀行との取引情報を照会しているものと考えられます。
そのため銀行との取引実勢があまりない場合や経営状態が悪いと判断された場合には審査通過は極端に厳しいものとなってしまうでしょう。
4.業種
エアペイでは申し込み時に業種の申請が必須となっていますが、これも審査に大きく関係していると考えられます。
具体的には夜間営業の飲食店や水商売など世間一般的に信頼の低い業種の場合には審査通過は難しいと考えられるのです。
水商売などの業種で審査通過率を高めるためには事業年数を積み上げるなどの工夫が必要と考えられます。
5.実店舗
エアペイに申し込みをする際には店舗情報を細かく伝える必要があります。
既に実店舗があり店舗情報を細かく伝えられる場合は問題ないでしょうが拠点となる実店舗が存在しない場合や店舗情報を細かく伝えられない場合も審査通過は厳しいものと考えられます。
実際にエアペイに申込みをした人の口コミなどを確認してみますと、申込み後に店舗情報データの送付が不十分だという理由で再度情報書類の提出を求められた、という声が多く確認できます。
これらの情報からもエアペイが店舗情報を重視していることがよく分かります。
店舗が未開店の場合でもエアペイに申し込みはできますが、実際に店舗を開店してから申し込みをすることで審査を通過する可能性が高まると考えられます。
6.エアレジの利用実績
同じリクルートが提供している似たようなサービスでエアレジというサービスがあります。
エアレジを既に利用している場合、リクルートからの信頼度が高くなりエアペイの審査通過の可能性が高まると考えられます。
以下の6つのポイントが見られていると考えられます。
- クレジットカードの利用状況
カード会社に照会しています - 事業年数
一定年数が必要です - 銀行との取引情報
銀行口座情報を照会しています - 業種
夜間営業店舗は審査が厳しい傾向が考えられます - 実店舗
店舗情報が十分な場合が審査に通りやすいと考えられます - エアレジの利用実績
既にエアレジを利用している場合は信頼度が高くなる傾向があります
以上の6つのポイントが審査に影響すると考えられます。
エアペイの審査は厳しいの?
エアペイの審査ではクレジットカードの利用状況や事業年数、業種などがチェックされるため似たような決済サービスであるスクエアと比較して審査は厳しいと考えられます。
特に夜間営業の飲食店や水商売を営んでいる場合、エアペイの審査は落ちてしまったもののPayPayの審査は通過したという情報も数多く確認できます。
業種によってはPayPayに申し込みをするのも有効と考えられます。
一方でエアペイはリクルートが提供しているサービスということで絶対的なブランド力がありますし、導入したところ顧客からの評判が良くなったという声が数多く見られます。
顧客の心をつかみ事業をより拡大するためにもエアペイの導入は強くおすすめできますし、申し込みの際には審査基準をよく確認し対策を講じることをおすすめします。
きちんと対策を講じることで個人事業主でも審査通過は可能となっています。
それでも審査通過が厳しい状況の方はPayPayをおすすめします。
PayPayもソフトバンクとYahoo!JAPANが手掛けているので十分にブランド力があります。
是非、自身の状況に合ったサービスを選択してください。
- エアペイの審査は厳しいと考えられます
- エアペイの審査は落ちてもペイペイの審査は通貨するケースもあります
- 自身の状況によってはエアペイではなくペイペイに申し込みをするのも手です
まとめ
当記事の内容をまとめます。
- エアペイは公式サイトから申し込みができます
- エアペイの申し込みに必要な書類は以下です
- 本人確認書類(個人事業主の場合、運転免許証・パスポート・健康保険証など)
- 登記簿謄本(法人の場合のみ)
- 許可証(業種がバーやキャバレー・ペットショップやペットホテル・まつげエクステやヘアエクステ・医療美容関係・タクシー・運転代行業・古物商・設計事務所やインテリアデザイン業などの場合のみ)
- 店舗情報書類(店舗のURLがない場合、店舗や事務所の入り口や外観の写真・取扱商品などが確認できる店舗内部の写真・店舗の住所や電話番号などが確認できる資料など)
- 審査は書類の提出から最短3日です
- エアペイを導入した際にはバッテリー管理に気を付けましょう
- クレジットカードの利用状況
カード会社に照会しています - 事業年数
一定年数が必要です - 銀行との取引情報
銀行口座情報を照会しています - 業種
夜間営業店舗は審査が厳しい傾向が考えられます - 実店舗
店舗情報が十分な場合が審査に通りやすいと考えられます - エアレジの利用実績
既にエアレジを利用している場合は信頼度が高くなる傾向がありますエアペイの審査では 以下の6つのポイントが見られていると考えられます。
- クレジットカードの利用状況
- エアペイの審査は厳しいと考えられます
- エアペイの審査は落ちてもペイペイの審査は通貨するケースもあります
- 自身の状況によってはエアペイではなくペイペイに申し込みをするのも手です
エアペイの審査は厳しいという声が多く上がっています。
厳しいからこそ、信頼もあり、利用者からの口コミも良いです。
しかし、店舗によっては審査基準にどうしても満たないケースがあります。
そういった場合は、エアペイだけにこだわらずに他のサービスも検討していきましょう。