PayPayが今話題です。
2018年12月に始まりました「100億円あげちゃうキャンペーン」で、支払った金額の2割が還元されると話題になりました。
ちなみに、このキャンペーンは開始後なんと10日で還元金額が100億円に到達したため終了しましたが、新規登録でPayPay残高500円相当がプレゼントされるキャンペーンが継続しています。
当記事では、050プラスなどの電話番号でもPayPayの登録はできるのか?どのような電話番号でSMS認証が可能なのか種類別にご説明します。
050プラスの番号でもPayPayに登録できる?
まず050plus、LalaCallなど050で始まる番号はPayPayに登録できるのかを解説していきます。
結論から言いますと、050番号では、残念ながらPayPayの登録はできません。
Android端末やiphoneなどのスマホやタブレットであれば、PayPayアプリのダウンロードは可能です。
しかし050番号では、残念ながらSMS認証ができないことが原因でPayPayの認証ができません。
例えば050 plusには「メッセージ機能」というものがありますが、050 plus間でのメッセージ送受信ができるだけで、SMSの送受信はできません。
これは、そもそもSMSが音声通話回線を利用して、メッセージを送受信する仕組みであることによります。
050plusはIP電話アプリですので確かに音声で通話はできますが、実は他のIP固定電話などと同様、インターネット回線を通じて音声データパケットをやりとりしています。
つまり、音声通話の回線を使っていないものであるため、それに依存する技術であるSMSが使用できないということになります。
- 050番号では、残念ながらPayPayの登録はできません
- SMSの送受信ができないとPayPayの利用はできません
PayPayに登録できる電話番号
050で始まる番号はPayPayの登録ができないことが分かりました。
では、他の番号はどうでしょうか。
- 主要キャリア(NTT-docomo、au、softbank)スマホ携帯電話番号
主要キャリアのスマホであれば、PayPayアプリのダウンロードはもちろん可能です。
090・080・070から始まる各番号とも問題なく登録でき、SMS認証が可能です。 - 主要キャリア(NTT-docomo、au、softbank)ガラケー携帯電話番号
SMS認証メールを受信するだけであれば、スマホだけでなくガラケーであっても可能です。
ただし、その場合はアプリを別のスマホ・タブレットにダウンロード・インストールしておく必要があります。 - MVNO(格安SIM回線)のスマホ携帯電話番号
楽天モバイルやIIJmio、UQ mobileなどの格安SIMによる電話回線です。
格安SIMであっても、スマホ・タブレットなどであればPayPayアプリのダウンロードはもちろん可能です。
主要キャリアと同じく090・080、070から始まる各番号とも問題なく登録でき、SMS認証も可能です。
ただし前提として、MVNOの契約が、SMS機能付きであることが必要です。
格安SIMの契約においては、データ専用SIMなどSMS機能がデフォルトでついていないものもありますので、その場合はオプションでつけることが必要となってきます。 - PHSの番号
PHSも、SMSの受信・認証そのものは可能です。
2014年ごろ以降からPHSでもSMSの送受信ができるようになりました。
しかし、PHS対応のスマホがほとんど存在しないためPHS端末自体にはPayPayアプリのダウンロードができません。
つまり、アプリを別のスマホ・タブレットにダウンロード・インストールしておく必要があります。 - その他の番号
その他の番号はSMS認証が使用できません。
ポケベルの020番号は数字やメッセージを受信するものであるためSMSも受信できそうですが、現行のSMSとはデータ規格が違うため受信できません。
当然ですが、固定電話用の番号もSMS受信はできません。
次に端末の種類別にPayPayが使用できるかについてご説明いたします。
スポンサーリンクPayPayに登録できる端末
PayPayの使用には以下を満たしている必要があります。
- PayPayアプリのダウンロード、インストール
- 携帯電話認証(SMS認証)
以上を満たすことができる端末がPayPayの利用には必要です。
なお、前提としてPayPay で採用されているSMS認証形式は4桁コードを受信し、PayPayアプリに入力する形式です。
ですから、SMSを受信する端末とPayPayをインストールする端末が違っていても問題ありません。
ただし、一つの携帯電話番号につき、1台しか認証されませんので注意が必要です。
では、端末別にPayPayの利用ができるかどうか見ていきましょう。
- 主要キャリアスマホ携帯
スマホ1台のみでプリがダウンロード・インストールしてSMS認証もできますので、問題なくPayPayが使用できます。
スマホの種類が、いわゆるシニア向け簡単スマホや・ジュニア・キッズ向けスマホであっても、原則としてインストールするアプリに制限があるわけではないので、PayPayをインストールできます。 - 主要キャリアガラケー携帯
SMS認証はできますが、アプリダウンロード・インストールができません。
アプリ自体はスマホやタブレットなどの別端末でインストールできますので、ガラケーとは別にもう1台、Androidやiphoneなどのスマホ端末かipadなどのタブレット端末が必要になります。 - 子供向け見守り携帯(キッズケータイ)
主要キャリアが販売しているいわゆる各種キッズケータイは、スマホではなくどちらかというとガラケー寄りの商品です。通常のガラケーと同じくSMS認証はできますが、アプリインストールができません。
ですから、PayPayを使用するためにはもう1台Android、iphoneなどのスマホ端末かipadなどのタブレット端末が必要です。 - MVNOのスマホ携帯(SMS機能付き)
主要キャリア同様に1台のみで問題なくPayPayが使用できます。 - MVNOのスマホ携帯(SMS機能なし)
アプリ自体はダウンロードできますので、別にもう1台SMS認証用の端末が必要になります。
SMS送受信が可能なのは、主要キャリアのガラケー・PHSなどです。
いわゆるシニアスマホ・キッズケータイもSMSの送受信ができます。 - PHS
先ほどの回線のところでも書きましたが、SMS受信・認証は可能ですがPayPayアプリのダウンロード・インストールができません。
ですから、PayPayを使用するために、もう1台Android、iphoneなどのスマホ端末かipadなどのタブレット端末が必要です。
アプリをインストールする端末について特にご注意いただきたいこと
これまで、PayPayを使用するための2つの要件について見てきましたが、その中でアプリをダウンロード・インストール端末について特にご注意いただきたいことがあります。
PayPayはいわゆるQRコード決済による支払方式ですので、実際の店舗での支払時にインターネット接続を使用し、支払情報を送信します。
ですから、PayPayをインストールする端末は、当然の前提として屋外で通信可能なSIMと4G接続が使用できる必要があります。
要するに、タブレット端末等でWifi接続限定モデルでは、仮にアプリをダウンロード・インストールし、別端末でSMS認証ができても、お店の支払時にはアプリが使用できないということですのでご注意ください。
スポンサーリンクまとめ
当記事の内容をまとめます。
- PayPayを使用するためには以下を満たす必要があります
- PayPayアプリのダウンロード・インストールができる
- 携帯電話認証(SMS認証)ができる
- PayPayアプリのダウンロード・インストールは、スマホ・タブレット端末で可能です
- PHS・ガラケー・キッズケータイには基本的にインストールできません
- 携帯電話認証(SMS認証)は、SMS受信ができる端末が必要です
具体的には、主要キャリアのスマホ、ガラケー、キッズケータイなど、MVNO(SMS機能付き)携帯で可能です - 050plusなどのIP電話アプリでは、SMS受信できないため、SMS認証が不可能です
- PayPayアプリのダウンロード・インストールする端末と携帯電話認証(SMS認証)する端末は別のものであっても大丈夫です。ただし、一つの携帯電話番号につき、1台しか認証されません。つまり2台ワンセットの運用となります。
- PayPayアプリのダウンロード・インストールする端末は、お店で実際にQRコード決済をする際に使用できるようSIMと4G接続ができるものでなければいけません
当記事にない番号や端末の場合はPayPayに直接問い合わせることをおすすめします。
また、当記事の内容は2018年12月時点のものなのでご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。