QUICPayは事前のチャージなどは不要で利用できる電子マネーサービスとして、高い人気と知名度を博しているサービスです。
QUICPayは大手携帯電話会社と契約してスマートフォンを利用している場合、基本的にスマートフォンで利用できます。
では、格安スマホやSMS認証に対応していないタブレットとガラケーの二台持ちをしている場合などには利用できるのでしょうか。
当記事ではQUICPayは格安スマホやSMS認証対応なしでも利用できるのかどうか解説していきます。
QUICPayは格安スマホでも利用できる
結論から申し上げますと、格安スマホでもQUICPayは利用できます。
QUICPayはiPhoneやandroidスマートフォンに専用のアプリをダウンロードするか、Apple PayやGoogle Payにクレジットカード情報を登録することで利用可能です。
重要なのは端末におサイフケータイ機能が備わっているかどうかとなります。
大手携帯電話会社と契約している場合でも端末におサイフケータイ機能が備わっていない場合にはQUICPayの利用は難しいです。
逆に格安SIM・格安スマホを利用している場合でも端末におサイフケータイ機能が備わっている場合には問題なくQUICPayは利用できます。
つまり、スマートフォンでQUICPayが利用できるのか否かは契約している通信事業者は関係なく、端末の機能に依存しているのです。
- iPhoneの場合
iPhone7以降のiPhoneのwalletアプリにクレジットカードを登録すれば利用できます - androidの場合
おサイフケータイ機能が備わっているandroid5.0以上の端末であれば利用できます
iPhone7以降のiPhoneはアップルストアなどでSIMフリーモデルが購入できますし、SHARPや富士通など国内の主要メーカーが製造し格安SIMとセットで販売されているSIMフリースマートフォンであれば基本的にはおサイフケータイ機能が備わっています。
格安SIM・格安スマホでQUICPayを利用したい場合にはSIMフリーモデルの国内正規品のiPhoneや国内メーカーが製造しているSIMフリースマートフォンを購入するのがおすすめです。
- 格安スマホでもQUICPayは利用できます
- 重要なのは端末におサイフケータイ機能が備わっているかどうかです
- iPhoneの場合
iPhone7以降のiPhoneのwalletアプリにクレジットカードを登録すれば利用できます - androidの場合
おサイフケータイ機能が備わっているandroid5.0以上の端末であれば利用できます
QUICPayはSMS認証機能がない端末でも利用できる
SMS認証が不可の端末を使っている場合、QUICPayの利用はできないのでしょうか。
結論から申し上げますと、SMS認証ができない端末を使っている場合でもQUICPayの利用はできます。
例えばiPhoneにデータ通信専用SIMを挿して運用している場合ですが、全てのカード会社がSMS認証でカード認証を行っているわけであはありません。
電話による認証に対応しているカード会社も多いですし、24時間受付の自動音声ガイダンスでApple Payへの認証を行っているカードもあります。
自宅の固定電話などを利用して音声で認証を行うことでデータ通信専用で利用している端末でも無理なくQUICPayの登録ができるのです。
またandroidを利用している場合にはGoogle PayではなくQUICPayの専用アプリとQUICPayモバイルサイトを利用してもQUICPayの登録ができます。
QUICPayのポータルサイトから登録するカードを選択し、専用のIDとパスワードを入力することで、簡単にカードの認証とQUICPayの利用開始手続きを済ませることができます。
加えて、もしもデータ通信専用SIMを挿した格安スマホやタブレットと大手携帯電話会社のガラケーを2台持ちで利用している場合、ガラケーの電話番号を利用したSMS認証も可能です。
QUICPayはSMS認証ができない端末でも少し工夫をすることで問題なく手続きができるのです。
- SMS認証ができない端末を使っている場合でもQUICPayの利用はできます
- 電話による認証やサブの電話番号でSMS認証も可能です
まとめ
QUICPayが利用できるかどうかは、どの通信事業者と契約しているのかは関係なく、端末におサイフケータイ機能が搭載されているかどうかで決まります。
スマホでQUICPayを使いたい場合には事前におサイフケータイ機能があるかどうかを確実に確認しておきましょう。
またSMS認証ができない端末を使っている場合でもガラケーや固定電話などがあれば簡単に登録ができるので、データSIMを契約している人でも安心です。