Airペイとは、リクルートが提供しているスマートフォン決済(モバイル決済)です。
最近現金を持たずにクレジットカードや電子マネーで決済を行う人が増えてきます。
日本人は未だ現金払いが多く、キャッシュレス化にはまだまだ遅れを取っています。
しかし今後東京オリンピックで日本を訪れる外国人が増えることで、多くの店舗がキャッシュレスに対応していくことになるでしょう。
Airペイはそのキャッシュレス化を行う為のサービスのひとつです。
専用のカードリーダーとiPadかiPhoneと専用アプリを用意するだけで、審査に通ればクレジットカードと電子マネーの支払いが可能となります。
現金払いの多い日本では支払後紙のレシートが渡されるのが一般的ですが、Airペイを導入しお店をキャッシュレス化した場合、レシートプリンターは必要となるのでしょうか?
レシートプリンターを使用する場合、Airペイに対応するレシートプリンターはどれで、どこで購入すればよいのでしょうか?
当記事ではそんな疑問に答えていきたいと思います。
エアペイを導入する場合レシートプリンターは必須?
Airペイを導入する際に必要となるのは、以下の3つです。
- iPadまたはiPhone
- カードリーダー
- レシートプリンター
以上の3つです。
このレシートプリンターは絶対に必要なものなのでしょうか。
Airペイは電子マネーやクレジットカードの決済完了後にお客様のメールアドレスへ取引内容を送信することができます。
公式ページによるとAirペイの利用にレシートプリンターは必ずしも必要な物ではないとされていますが、Airペイアプリのバージョンによっては必須となる場合があるそうです。
「Airペイアプリバージョン2.3.0以下」は必須となり「2.4.0以上」は任意となります。
手元のiPadまたはiPhoneのホーム画面の設定にてバージョンを確認できますので、調べてみて下さい。
また、App Storeよりアプリをアップデートすることもできます。
しかし、電子マネーを使用しているお客様の中には、紙レシートの発行を希望される方もまだいます。
紙レシートはその場で決済結果が正しいか確認することができますし、勤め先や会社などへ提出する目的で発行を希望することもあります。
クレジットカードの利用控えもお客様へ渡さなければならないという義務はありませんが、2回を超える分割払いやボーナス払いの場合になると利用控えの発行が義務付けられています。
1回払いの場合でも希望があれば控えを発行しなければなりません。
先程も書いた通り、このクレジットカードの利用控えも電子マネーのレシートと同じく、決済完了後にメールを送信することで対応することも可能です。
以上から、プリンターは必ずしも必要なわけではないが、あった方が良いと言えるのではないでしょうか。
- Airペイを導入する際に必要となるのは以下の3つです
- iPadまたはiPhone
- カードリーダー
- レシートプリンター
- Airペイの利用にレシートプリンターは必ずしも必要な物ではないとされていますが、Airペイアプリのバージョンによっては必須となる場合があります
- 「Airペイアプリバージョン2.3.0以下」は必須となり「2.4.0以上」は任意です
- 電子マネーを使用しているお客様の中には、紙レシートの発行を希望される方もまだいるので、プリンターは必要と言えます
エアペイのレシートプリンター【対応機器一覧】
Airペイに対応するプリンターを調べてみました。
公式ページの動作環境のページに一覧があったので、以下を参照して下さい。
このページではレシートのサンプルも確認できます。
公式ページにある通り、レシートプリンターは全てBluetoothインターフェースタイプに対応しています。
Airレジ接続が○となっている場合、1台でAirレジ、Airペイ、AirペイQRで共通利用が可能となります。
対応周辺機器や印刷用レシート紙はAirペイ管理画面の専用ページにて購入する事が可能です。
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先程の項目で登場したAirレジとは、0円で利用できるPOSレジアプリです。
会計や売上分析などの機能を簡単に使用することができます。
このAirレジとAirペイは設定を行うことで連携させ、Airペイでの会計情報をAirレジに反映することができます。
Airレジは2019年1月現在、軽減税率対策補助金対象サービスとなりますので、周辺機器をお得に購入することができます。
中小企業や小規模事業者等が消費税軽減税率制度への対応が必要な場合、Airレジなどの複数税率対応レジの導入や受発注システムの改修などを行う際に発生する資金を国が一部補助する制度のことを言います。
補助を受けるには
- 中小企業庁が決めている条件を満たすこと
- 周辺機器の購入後に申請をすること
以上の2点が必要です。
補助金の申請に通った場合実質負担額はiPadは購入金額の半額、周辺機器は4分の1となります。
周辺機器に何を選べば良いかわからない、初めの設定が上手くできるか不安である…などという利用者向けに、Airレジの公式ページではiPadやレシートプリンターを含む周辺機器とマニュアルを全て揃えたスターターパックを購入することもできます。
もちろんこの商品も補助金適用の対象となります。
購入してからの不安や手間、レシートプリンターなどの周辺機器の相性やトラブルを考えると、公式が推奨するスターターパックはかなりおすすめと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、このスターターパックは2つのプランがあり、それぞれに含まれるレシートプリンターは以下の通りです。
- mPOPセット
スター精密(株)の型番POP10-JP-WHTバーコードなしモデルのレシートプリンター・キャッシュドロア内蔵(一体型) - SⅡレシートプリンターセット
セイコーインスツルの型番RP-D10-W27J2-B JKIT据え置きプリンター(白)
Airペイ導入とレシートプリンター購入にはプリンター単品を購入するほかにも、以上のような方法もあることがわかりました。
予算と資金、補助金の額などを比較し、自分の求める条件にあった導入方法を選んで、周辺機器の購入を検討してみましょう。
- Airレジのスターターパックが安心です
- スターターパックは軽減税率対策補助金の対象です
- スターターパックには2つのプランがあります
- プリンター単品を購入するか、スターターパックを購入するか自身に合った方を選択しましょう
中古購入する方法
AirペイはiPadかiPhoneがあり、専用のカードリーダーと審査さえ通れば導入・運用費用が0円で使用することができる決済サービスです。
振込手数料月額固定費も0円、決済手数料は業界最安水準となっている為、導入の敷居もぐっと下がりますが、やはり初期費用はできるだけ抑えたいのも本音です。
レシートプリンターを中古で購入する場合、Amazonや楽天市場などで中古のレシートプリンターを探したり、Yahoo!オークションなどのオークションサイトで購入することになります。
また事務機器の中古販売店を探してみるのも良いでしょう。
購入してからのトラブルにならないよう、動作確認もしっかり行って下さい。
Airペイに対応する機種かどうかも公式サイトで確認してから購入すると良いでしょう。
その他にも、不明点や気になる点については出品者に直接問い合わせましょう。
価格.comのような価格比較サイトを利用してみるのもおすすめです。
こういったサイトでは同じ商品が価格別に並ぶので、購入前に比較検討しやすく、商品の口コミを見る事もできます。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!オークション
- 事務機器の中古販売店
などで中古のレシートプリンターを購入ができます。
- 動作確認
- 口コミの調査
きちんと確認したうえで購入することをおすすめします。
まとめ
当記事の内容をまとめます。
- Airペイを導入するにあたり、レシートプリンターは必須というわけではありません
- クレジットカード・電子マネーともに決済完了後に利用者へ取引内容をメール送信することも可能です
- しかし様々な理由から紙レシートを必要とするお客様も多いため、なくても良いがあった方が良いと言えます
- Airペイアプリのバージョンによってはレシートプリンターが必須の場合もあります
- 使用することのできるレシートプリンターは公式サイトで確認できますのでチェックしましょう
- Airペイと連携できるAirレジというPOSレジアプリもまた0円で利用する事が出来ます
- Airレジは2019年現在軽減税率対策補助金の対象サービスとなるので、レシートプリンターなどの周辺機器の購入後に申請することで実質負担額をかなり安く抑えることができるでしょう
- Airレジ公式が推奨するスターターセットには機械の相性が良く設定の手間を軽減したものもあるので、自分の予算や目的に合わせ比較検討してみて下さい
- もちろんレシートプリンターを単品で購入する事も出来ますし、対応機種であれば中古で購入する事もできます
あまり詳しくない方はスターターパックがおすすめです。
たくさん探して、結局使用設定ができない場合はかなりの時間と労力を無駄にしてしまいます。
目先の値段だけでなく、トータルで考えてAirペイの導入を行ってください。